というわけで、クソ早い時間にさわやかなんだかさわやかじゃないんだかわからないそんな時間に起きて出発をする。
　とりあえず空には問題がない。雨じゃないぞー。

　やけになったところで出発。実にさわやかな天気だ。（と思い込みたい）
　今回はバイパスを通らずにあえて普通の道をのんびり走ることにする。
　同じ道ばっかり走るのももういやなのだ。
　そんなわけで　普通に街中を駆け抜けているわけだが、こんな朝早くではとくに変化も無く、途中で古本屋があっても 寄り道できないので微妙に欲求不満になりながら着実に浜松市へと入っていく。

　・・・と思っていると藤枝を越えたあたりで思いっきり道を間違えてしまう。_
　とんでもなく山の中に入ってしまい　凹むが、だからと言って投げ出すことも出来ないわけで・・・。
　とにかくやけになりつつ進みつづける。
　西に進むにつれて着実に空模様が怪しくなってきているのが実に不安だ。

　浜松市に入り浜松駅に到着したところで雨が一気に降ってくる。かなりどしゃ降りに近いものだ。
　「あーあ」とつぶやきながら少し様子を見て、雨がゆるく、何とか濡れても許せるところまできたので、かまわず進むことにする。
　雨がしとしと降る中着実に館山寺に進んでいき、チョコっと寄り道をしながら到着する。

　乗り物もいくつかは乗ることにする。
　乗った乗り物は　前回、あのバスツアーで参加者が乗った ジェットコースター・観覧車・汽車の３つに乗ることにして、他は乗らない・・・と言うかのってたらそこで力尽きそうなので諦める。
　本来だったら絶対に怖くて乗れない観覧車を乗り、周りの景色は見ずに周りの撮影はいっぱいやりまくり、その後に最後に汽車に乗る。
　最初にジェットコースターに乗ったのだが、ココのジェットコースターはあまり怖く感じなかった。
　私がうひゃーーと思うジェットコースターは最初に上に上がってから一気に下に落ちるタイプだ。
　ココはゆっくりしたに降りていったので思ったほどは怖く無かった。

　パルパルを出た後は、すぐ近くの浜名湖岸に到着をし、絶対にコレも撮影をする予定だった「水死体」の写真を撮るために準備をする。
　そして　準備をして、カメラ構図を構え、セルフタイマーを設置、さあ飛び込んだー！

　と言うわけで　服着たまま飛び込んだので　もう　ずたぼろなまま　こっそり充電できるところを探し、充電をする。詳細はさすがに秘密。
　１時間くらいして　同じ場所に戻り、同じように撮影をする。　今回は１回で成功。　安心して着替え、 そして今回は違うところを走りたいと、北側を回って進むことになる。

　と言うわけで北岸を走り抜け、とくに書くことも無く湖西市まで回りこみ、 そこから豊橋駅に抜けるルートに乗り、山道を走り抜け愛知県に入る。
　コンビニで買う飲むアイスが実においしい。
　そんな中もくもくと走りつづけ、豊橋を真っ二つに切り裂くように豊橋駅まで辿り着く。
　文章で書くと本当に一瞬なのだが、色々あったのだよ。暑いとか暑いとか暑いとか。

　蒲郡までは寄り道するところも無く、海沿いのみちをとにかく走り抜けれることになる。
　だんだん道の途中になにがあるかを覚えつつある自分が実に微妙だ。
　そんな気分になりながら蒲郡市内を抜け岡崎方面へ走り、ココで前回と違う道・三河安城駅を目指して走る。

　思いっきり住宅街を普通に走り抜ける。
　微妙によくわからない道を迷い、戻ったりして抜け出したと思ったら、実は迷子になりつつ、途中で携帯電話を落して慌てて取りに戻ったりしながら 四苦八苦で安城市に抜け苦難の末　三河安城駅で一休み。

　本当に文章で書くと一瞬だけど　色々大変だったのよ。この区間は・・・・

　名古屋市で今回は目的地が３ヶ所。どの順番に回るのがいいかを考え、 時間的に店が閉まりそうな名古屋駅前のアニメイトにまずはいくことにして、 熱田にあるBOOK　OFFに寄り道して、その後北上。
以前某イベントで来たことがあるナゴヤ球場駅前を通りつつ 名古屋駅に到達する。

　銀行でお金をおろすのを忘れていた！！？　

　このことが後で尾を引くことになるのだが・・・・。

　それでもなんとか東に走っていき、ナゴヤドームを目指す。
　夜に試合のない日にそんなところに走っていくのが何の意味があるのか？ たぶん意味はないと推測。
　くじけずに走っていく。少しはくじけろよ　俺。　とか思いつつ・・・。
　思い立ったことはなにが何でもやらないと気がすまないのが私の弱点だなと確認。
　と言うわけで夜に試合もやってないナゴヤドームで記念撮影をして満足な気分になったところでついに出発。
　名古屋を脱出しそうなところでガソリン補給をして気付く。
　財布に２００円しかない。

「お金をおろすのを忘れた！」

　ここで私の悪い虫が再び炸裂。
　素直にもとの道に戻ればいいものを、あえて違う道で岐阜を目指すことにする。
　そのせいで、見事道に迷いまくる。いやー楽しい　

「わっはっはっは」　　　　　　　　　･･･ふぅ

　と言うわけで、とにかく適当に道を走り走り、住宅街に入り、道に悩み、よくわからないけど踏み切りを見かけ、 走っていると駅があったので、ここどこ！？と思って調べると　隣の駅じゃないか木曽川駅(o_ _)o

　もう嬉しいんだか悲しいんだかわからない状況でとにかく走る。
　しばらく走っていると再び国道に合流。無事岐阜県に進入成功する。

　そんなこんなでもくもく北上をしていると岐南市に入る。
　これもココまではよかった！
　途中で国道２１号線に曲がり、高架道路を降りて北上し、 岐阜駅に向かうところでおかしくなってきた。

また道に迷った。

　夜は人を狂わせる。と言うか、方向感覚が狂う。
適当になんとなくではいると　名鉄茶所駅に辿り着き、その場所がどこかわからない状態でとにかく走りまくる。
　気がついたら・・・なぜか国道２２号線に戻ってくる。　思いっきり逆戻りをしていた。　

俺はどこを走っていた！？

　というわけで今度は　確実に間違えないように　確認に確認を入れながら走る。
　途中ムーンライトながらを見送る。まさか岐阜の路上でながらを見送ることになろうとは！！
　そんなこんなでなんとか岐阜駅に到着。　苦難の末休憩をしてから　出発をする。

というか　寒くなってくるし、眠いし　四方八方ふさがった状態でとりあえずあまがっぱを着て少し温まる。
そんなこんなで　再び国道から外れ、大垣市内に突入。

そして・・・・三度道に迷う。

まさに二度あることは三度ある状態。
　とにかく適当に道に迷い、無人の交番で地図を見て、必至に駆け回ると大垣駅に何とか辿り着く。
ココの道似たような地形が多すぎる。
というわけで大垣駅で　ＭＰ３プレイヤーを使っているとどうも　壊れたようだ。

　失意のまま眠気と戦いつつ　西に突撃。
　あっという間に国道に合流して、闇と冷気の空間にさまよいこむ。
　本気で寒い。東京に住んでる奴らにココにつれてきたいくらい寒い。そんな中　関ヶ原駅で一息。
さすがに深夜に古戦場に見に行くほど余裕もないのでなんとなく休んだ後、 暗い道を一気に米原まで意識が凍りついたまま走り抜けることになる。

ついに隣の県まで戻ってきたんだ。

●かなり寒いこの地域を駆け抜ける。
東海道線で雪が降る一番確率が多い地域と言うのが身を持って体験できた中、眠気と寒さの戦いで死神と語らいながら駆け抜けていく。
　MP3プレイヤーも壊れた中、眠気を覚ますものはなにも無い状態で諦める寸前で米原駅に到着。
新幹線だと後１駅
こういう感じがとても嬉しい状態だったわけだが。
こんな状況ではとにかく生きて走ることしか出来ないわけで、コンビニにもよるお金も無く　とにかく寒い中。戦いつづける。

　とくに面白いことも無く走り抜くしかない。
そんな気を失いそうな状況で行きに曲がった国道４２１号線のところまで到着。着実に自宅に向かっているのがわかるのは実に嬉しい。
　最後の気力をにじり絞り野洲を越え、必死で走りぬけたところ国道１号線と合流。最後の一息ー！と言うところで気を失う。
　途中にあった建物の物陰で　素直に仮眠を取ることにする。　本気で眠かった。　力尽きるとはまさにこのこと・・・

●ぐっすり眠り（とは言っても短時間だが。）とにかく生き返ったところで一気に最後の道のりを駆け抜ける。
　早朝、夜が明けていくタイミングにはちょっと早いが、少しずつ明るくなっていく中を駆け抜けていくのは気分が盛り上がっていく。
と言うわけでとにかくまっすぐ前回と同じ道を駆け抜けていく。
　市内に入ってから明るくなっていく太陽はまるでゴールを祝福してくれてるかのような気分だった。
いつもいるような自分の家の近所の道を走れることがコレだけありがたいこととは思わない。
と言うわけで朝、一気にゴールの自宅へと突入。とにかく疲れました。　寝ます・・・。